保育士 幼稚園教諭 どっちがいい?【PART1】

2021年4月5日

今年も多くの高校生が保育系の大学や専門学校などに入学を控えています。そこでよく聞かれることが「就職するならば保育士と幼稚園教諭どっちがいい?」という話題。

実際に就職先を決めるのは卒業学年の夏~秋にかけてで、実際に保育園実習や幼稚園実習に行ってみたりすることで徐々に将来が決まっていくのですが、まずは就職してからの大まかな違いをもとに実際に保育士さんと幼稚園教諭の方からの話を簡単にまとめてみました。

保育士資格と幼稚園教諭の資格と「保育教諭」 

この話題になると「厚生労働省の管轄」と「幼稚園教諭の管轄」という話が必ず出ます。また少子化地域においては「こども園に移行」している所も多いです。その場合は保育士資格と幼稚園教諭を両方所有している「保育教諭」という職種が就職に大きく影響していきます。保育士資格は国家試験で取得できますが、幼稚園教諭は一定の単位数の取得などがあるので、もし可能ならばまずは両方の取得を学生のうちの取得しておくことが重要になります。

1番のポイントは「乳児を経験してみたいかどうか」

保育園では原則として1歳~6歳児(0歳児クラスの設置は義務ではない。特に公立では設置していない所が多い)幼稚園では3歳児~
6歳児を預かります。同じ子どもであっても乳児と幼児では発達過程も異なれば求められる仕事の役割も大きく変わっていきます。この場合どちらが大変なのかという質問が多く寄せられますが、これは人によって大きく異なります。乳児は基本的に時間がゆったり流れていく中で、記録関係のものがとても多くなっていきます。また噛みつき問題や体調の急な変化なども幼児より顕著に現われます。幼児は自分たちで出来ることが多くなっていきますが、その分子どもたち同士のトラブルが増えたり、日々の保育内容にも工夫が多く必要になっていきます。また保育園によっては行事の部分で多くの準備が必要になっていきます。経験を重ねていくと不思議なもので自分の中で「私は乳児の方が働きやすい」「幼児の方が働きやすい」という感じになっていくのです。

休日問題。保育園と幼稚園では意外とハッキリわかれる

まず重要なのは「年間休日」の日数を就職する時にちゃんと把握することです。どちらが休日は多いかという問題ではなく「これから働く施設では何日休みがあるのか」はここで決まりますので、幼稚園の方が多いとか保育園の方が多いという問題とは異なります。そんな中で特徴をあげると幼稚園は長期休暇があるということ。これはいわゆる「夏休み」「冬休み」「春休み」が発生するのでそこにあわせて幼稚園自体も休みになるということ。ただ全てが休みではなく、その期間は環境準備という名目で出勤することもありますが、多くの幼稚園教諭は夏休みに長期で休暇が取れるのでそこで海外旅行などに行く方も多いです。ただその代わりとして一人担任であるがゆえに平日に休みの取得が取りづらく有給もその冬休みや春休みに取得するように促されることもあります。一方保育園でも最近は長期休暇制度の導入をしておりますが、幼稚園ほど長期休暇を取れる施設は多くありません。ただ保育園は原則複数担任制なので、幼稚園と比べると平日に有給取得がしやすく、誕生日などに希望で休日を取得している人も少なくありません。保育士はあまりこの問題は気にしませんが、実際に数年間幼稚園教諭を経験している人はこの連続した休日問題をかなり重要視する方も少なくないようです。

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保育士 幼稚園教諭 どっちがいい【PART2】

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