第3話『保育士の転職で、一番大事なこと』
今回のワンポイント解説
【保育園探しでは“何を大事にしたいか?”を決める】
このことは、保育士の転職活動では特に大事です。なぜなら保育園の運営には様々な制約があり、全てを満たす保育園は存在しないからです。何を大事にしたいか決めておくとスムーズに保育園探しができます。保育園の収入は決められた上限があります。
この点は、保育士転職では特に大事です。なぜなら、保育園の運営には様々な制約があり、保育士の希望を全てを満たす保育園は、運営がとても難しいからです。なので、何を大事にするか決めておくことで、余計に悩んだりせずに転職活動が進められます。
具体例1:給与を大事にしたい
保育園に入る収入には、決められた上限があります。
なので、職員配置が手厚くなるほど、一人ひとりのお給料は下がる傾向にあります。
具体例2:園庭の広さ
駅近は土地代が高いことが多く、広い面積を確保しにくいです。
なので、広い園庭を持つ保育園ほど、最寄駅からの距離が大きくなることが多いです。
【生活のことも考える】
男女問わず、ライフイベント(結婚・育児・介護など)の変化で、生活スタイルが大きく変わります。もし、ライフイベントの変化が事前にわかっている場合は、そのことも考えた上で、“大事にしたいこと”を決めていきましょう。
具定例1:結婚
借り上げ社宅の対象外になることが多いため、求人応募する際には、その法人の社宅規定を確認しましょう。
もし対象外なら、家賃をどのように払っていくか、具体的な数字でシュミレーションすることが大切です。
具体例2:育児
自分の子どもの保育園の送り迎えがあります。
なので、時短勤務が必要であったり、駅から遠い保育園が難しくなることもあります。お子さんが熱を出したときに看病休暇がとれるかも重要です。子育て中の保育士が働いているかどうかは要チェックです。
イラストレーター紹介
たっきー先生
保育士漫画家・イラストレーター
Instagramにて保育士・育児マンガを発信中。加えて、2019年〜小学館集英社プロダクション「こどもりびんぐ」のサイト「ぎゅってWeb」で連載。育児日記部門で金賞を受賞。
元保育士・幼稚園教諭の経験を活かして、保育士が保育を楽しめるようなマンガに人気がある。
ライター紹介
阿部常充
このゆび保育 代表取締役・保育士専門の転職アドバイザー
元保育士の妻の働き方をきっかけに「安心して、保育を楽しめる保育士を増やす」ために、KonoYubi株式会社(このゆび保育)を創業。年間100名近くの保育士や、児童福祉関連で働く人向けに、しっかり希望条件にあう求人紹介や、転職サポートを行っている。
2022年より、児童発達支援施設・放課後等デイサービス「LikeMe(ライクミー)」を立ち上げ、児童2名:職員1名で手厚く支援ができる施設運営を行っている。
X(旧Twitter)
最後に、少しだけ宣伝をお読み下さい
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
このゆび保育では、保育士に特化した転職サポートを行っています。
転職が多い保育業界では、きっと多くの保育士の方が「今度の保育園こそは、落ち着いて保育できますように・・・」と願っていると思います。
しかし、保育士の転職は、独特の事情(スピード勝負・タイミング命・最後は賭け!)であるため、実は転職の難易度が極めて髙い職業でもあります。
そのため保育に完全特化し、転職活動をする保育士の方が「安心して、転職が楽しみに感じられるサポート」を行っています。
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